BANDAI 21年6月: METAL ROBOT魂(Ka signature) Z高达 官博发售前介绍
https://bbs-attachment-cdn.78dm.net/upload/2021/06/2f1c283236a8c0b572d36a9caaf8ae8b-w1200h12002021年6月19日、ついに「塗装済み完成品」×「ダイキャストフレームでの差し替え無し変形」×「カトキハジメ氏による最新解釈」によるZガンダムが発売!
Zガンダムにはモビルスーツ(以下文中MS)形態とウェイブライダー(以下文中WR)形態のふたつが存在する中、本アイテム「METAL ROBOT魂 (Ka signature) <SIDE MS> Ζガンダム」ではそれぞれの外観の美しさ追求した構造、堅牢かつ斬新な変形が実現した。過去、数々のΖガンダム立体物プロデュースを手掛けてきたカトキハジメ氏による“発明”を、製品サンプルの撮り下ろしと商品化~量産を担当する開発担当者の声(文中青字)を交えて紹介していく。
■MS形態
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これがついに量産過程を経て、製品サンプルとなった「METAL ROBOT魂 (Ka signature) <SIDE MS> Ζガンダム」。全体的にマットな質感で塗装され、カトキハジメ氏考案のマーキングが施されている。ひじ、ひざなどからダイキャスト素材がのぞくのが本アイテムならではと言える。
開発担当:最初に挙がった理念から、金型や量産の都合による修正は最小限にしなければならない案件として取り組みました。とても難しいものでしたが、結果としては“やり遂げた感”がとても強いアイテムだと思います。
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本アイテムはWR形態への変形を搭載しているが、MS形態でのロボットフィギュアとしての完成度の高さも見逃せない。ひじひざが90度以上曲がる、肩が水平に上がるのはもちろん、上画像のとおり「腰のひねり」も可能だ。
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頭部アンテナはMS形態での外観に特化した開いたアンテナ、付けたままMS形態→WR形態への完全変形に対応する可動アンテナ、WR形態用に厚みが薄く、閉じた形状のアンテナの3種が付属する。
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シールドはパーツ二分割構成で、嵌合場所によって長さを「短」「中」「長」の3段階に調整して劇中の伸縮ギミックを再現出来る。武装類を取り回すときは短、劇中イメージに寄せたい時は長など、これも好みに合わせて装着させよう。
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また、背中のフライングアーマーからは収納されている小ウイング展開で、当時の立体物やイラストで多く見られた表現も再現可能だ。
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本アイテムのMS形態でのもうひとつの特徴が「武装をしっかりと保持する接続アーム」だ。ハイパーメガランチャーの砲身には長短各種のアームが内蔵されており、接続ジョイントでリアスカート内部へと装着させる【Aパターン】、ストック側のアームをテールスタビライザーの中央部へと取り付ける【Bパターン】の2通りが選べる。ディスプレイ時のポーズに応じて「目立たない方のアーム」を使って、こっそり武器を支えるといった使い方が可能だ。
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接続アームは同様のものが2017年の「ROBOT魂(Ka signature) <SIDE MS> ディジェ」(魂ウェブ商店/受注終了)にも搭載されているので、すでに触れた方も多いはず。超大型のハイパーメガランチャーを外観を崩さずに保持でき、砲口にビームエフェクト(大)を取り付けてもZガンダム本体でしっかりと構えられる。エフェクト装着時には全長約36cmにも達するハイパーメガランチャーのボリューム感を楽しもう。
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台座は専用ジョイントの使用によってMS形態、WR形態の両方に対応する。MS形態用には別売りの「魂STAGE ACT MECHANICS」に対応するジョイントも付属。
※本体に重量があるため、「魂STAGE ACT MECHANICS」使用の場合は転倒にご注意下さい。
■変形
※実際の商品での変形は付属の取扱説明書に従って下さい。当記事では構成のため、内容の要約や一部パーツ取り外しをしています。
いよいよMS形態からWR形態への変形、そしてダイキャスト素材で作られた股関節フレームの構造(下画像)に迫ろう。MS形態時の股関節フレームは多軸で折りたたまれ、それを展開していく感覚だ。ダイキャスト素材を使うことで、MS形態→WR形態への股関節変形を最小のクリアランスで、かつ堅牢に実現しているのが分かる。
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これら素材自体の剛性に加えて、MS時からのロック解除(左上画像)、WR時のロック機構(右下画像)で各形態をしっかりと固定する。確かな手応えを感じながら変形ギミックが楽しめるのだ。2018年のの「ゼータプラス C1」 と同じ構造を踏襲しつつ新造されており、ダイキャストならではの耐久性が同シリーズ間で受け継がれているのが分かる。※股関節以外のプラパーツに負荷をかけないようご注意下さい。詳しくは取扱説明書ををご参照下さい。
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股関節胸部腕部を変形した後は、背中のフライングアーマーをWR形態の底面へと展開する変形だ。ここでも変形に必要なクリアランスの小ささ、つまり必要最低限のギミックでWR形態へとガラリと印象を変えていることに注目したい。フライングアーマー基部の短いアームを数カ所ひねるだけで、アーマー側の凹形状が腕の形状に吸い付くようにフィットする。
開発担当:腕を収納する際のクリアランス、フライングアーマーの翼の収納及び展開はほぼ原型のまま製品化しています。この収まり方は感動的です。
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最後に脚部(ひざから下)の変形だ。WR形態での航空機らしさ=薄さとコンパクトさを追求するため、上記の股関節やフライングアーマー以上に変形クリアランスと機構がギリギリまで攻められている。
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上画像のように、支点を4回変えながら膝から下を折りたたんでいく。その際にふくらはぎのバーニアとカバーをスライド移動させ(画像右上)、膝内部のダイキャスト関節を折り紙的に畳んでいくのだ。最終的にはスラスター前方に新解釈となる可動式フィンが出現し、かかとのラインがふくらはのラインと繋がり、一体感のある美しいシルエットとなる。
※支点以外の箇所やプラパーツに負荷をかけないようゆっくりと取り扱い下さい。詳しくは取扱説明書ををご参照下さい。
■WR形態
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このようにして完成したWR形態は、専用ジョイントを使用して飛行状態に、またランディングギアパーツを使用して駐機状態でディスプレイが出来る。ランディングギアパーツはダイキャスト製で、WR形態へと変形したZガンダムをしっかりと支える。
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ランディングギアパーツの差し替えと追加で、ハイパーメガランチャー装着状態にも対応。フライングアーマーもしくはメガハイパーランチャー側にはランディングギアパーツ用の装着穴があり、使わない際はカバーパーツで隠されている。
開発担当:フライングアーマーのランディングギア装着部のカバーは着脱しやすいよう爪をひっかける溝をつける要望がありましたが、傷のおそれや見た目が悪くなるので回避しました。もちろん実際の商品では指でつまんで着脱できます。非常に細かいですが、そこまで気を遣ったつもりです。
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全高約140mmのボディに凝縮された塗装可動パーツ差し替え無しの変形機構。完成品のZガンダムではトップクラスの完成度を誇る本アイテムを実際に手にとって、この練度を“体感”していただきたい。
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