[转日站评测②]BANDAI: 21年10月 HG IBO系列 吉蒙里高达
今回は、HG 1/144 ガンダムグレモリーのレビューをご紹介します!http://gundamsblog.net/wp-content/uploads/2021/10/hakoe-4-800x507.jpg
HG ガンダムグレモリーは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』に登場するMS『ガンダムグレモリー』の1/144スケールモデルキットです。フェイスカバーオープンギミックに加え、内部の特徴的なガンダムフェイスも再現。2軸可動する小手アーマーの他、片刃が破損したバトルアンカーが付属するキットになっています。価格は1,980円(税込み)です。
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『厄祭戦』で運用された72機のガンダムフレーム採用機の一つであり、ナディラ家の当主『ディラナディア』の搭乗機『ガンダムグレモリー』がHGでキット化。フードのような頭部装甲、大型鎌を装備した姿が死神を想起させるキットになっています。
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成型色は上半身とソールがダークブルー、下半身がライトブラウン。頭部を含め、上半身は部分的にピンクが配色されています。
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シールは一部のダクトやモールドなどを補いますが、あまり多くはありません。ハンドパーツなど部分的に塗装が必要ですが、全体的に素組みでも十分なくらいの色分けが再現されています。
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ポリキャップは定番のPC-002を肩や脚の付け根、足首などに使用します。肩や足首などの関節強度があまり高くないのと、ソールの接地面が小さく、姿勢を整えるのに細かな調整が必要ですが、自立は問題なく安定しています。
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バトルアンカー、平手(左右)が付属。
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内部フレームにはガンダムフレーム4が使用されています。ガンダムフレーム4はHGガンダムバルバトス第6形態やバルバトスルプス、ルプスレクス、ダンタリオンなどに使用されています。グレー成型色のKPS素材。
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フレーム各部を簡単に。頭部はツインアイなども細かく造形されています。個体差かもですが、ツインアイのシールが剥がれやすく、剥がれやすいのでパーツの組み合わせるのが少し難しかったです。
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胴体部、腕部は他のキットと構造が同じ。バルバトスルプスでは腕が延長されていましたが、そういった変更もされておらずフレームのみの構造です。
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脚部内部フレームも特に新規パーツは使用されていません。足首のポリキャップは外装パーツと組み合わせることで固定されるようになっています。
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頭部シルエット。死神が布で顔を隠しているかのようなスタイルで、フードを被ったような上部装甲、脇から伸びるピンクのアンテナが印象的に造形されています。
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上部装甲は後方に移動可能。
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手前の装甲と上部装甲を可動させることで頭部が露出します。
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頭部。全体がピンクで構成され、悪い妖精っぽさも感じるデザインになっています。額のラインモールドはグレーに塗り分けが必要。後頭部は見慣れたガンダムフレームです。
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頭部を露出した状態で全身から。
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胸部は4枚の突き出た平板装甲が特徴的。腹部はガンダムフレームのシリンダーシャフトがそのまま露出した状態になっています。
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上部装甲がアームで接続されて脱着ができないようになっています。なので隙間から背部を撮影。背部にはウイングの接続穴が造形されています。前後装甲でガッチリと組み付いているので、簡単に外れることがなく安定した強度があります。
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腰部。派手さはないですが、前後左右共にやや厚みのある装甲が再現されています。
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腰アーマーはフロントとサイドアーマーがボールジョイント接続。サイドアーマーもこれまでのヒンジ型ポリキャップではなく差し込むタイプになっています。フロントアーマー裏には細かなモールドが造形。
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腕部。二の腕や前腕は見慣れたガンダムフレーム採用機の形状ですが、ショルダーアーマーや前腕の装甲が印象的に造形されています。
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二の腕はコの字型の差し込みタイプで合わせ目はなし。前腕は左右の組み合わせで後部に少し合わせ目があります。肘から分離しないので、合わせ目を消す場合は後ハメなど細かい作業が必要そう。ハンドパーツは指をピンクに塗り分ける必要があります。
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前腕の装甲はヒンジ型のアームで展開が可能。装甲の先端には機関砲(赤丸)が造形されています。
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ショルダーアーマーは挟み込みタイプですが、上部中央の合わせ目は各部とも段落ちモールド化。前後の三角モールドは白、側面のダクトは黒いシールでの色分けです。
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内側の装甲は上下に可動します。
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脚部はガンダムフレームを基礎に、簡単な外装を被せたようなスタイル。後部動力パイプこそ露出していますが、全体的に隙間なく組み合わさっています。膝側面のラインモールドや各部ダクトはグレーに塗り分けが必要。
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大腿部は前後の組み合わせですが、側面の合わせ目は段差モールド化。膝から下は左右の組合わせで前側の端に合わせ目ができます。後ハメ加工がかなり難しそうなので、スジボリなどしてカモフラージュするのもありかと。
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ソール部はガンダムフレーム採用機の中でもかなり高さのあるハイヒールタイプ。脚甲のダクトは黒いシールでの色分けです。
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足裏は抜けた状態ですが、スリットモールドが造形されています。アンクルアーマーは前後に展開が可能。
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つま先も内側に曲げることが可能です。
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背部には左右に展開するウイングを装備。
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ウイングはダークブルーと先端ピンクの2色構成。それほど派手さのないデザインになっています。
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ダークブルーの部分は左右の組み合わせですが、合わせ目は大部分が段差などでモールド化されています。
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ピンクの装甲内部のダクトは黒いシールでの色分けです。
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ウイングはヒンジ接続で左右にスイングが可能。
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基部が回転するので、少し上下にスイングさせることもできます。
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HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを比較。ルプスレクスよりも大型です。ガンダムグレモリーの全高は20.5m。
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HGガンダムアスタロトリナシメントとも並べて。全高に少し差がありますね。ちなみにアスタロトリナシメントの全高は18.9m。経年によって関節がヘロヘロになっているので、姿勢を整えるのも少し手間がかかりました。
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前と上部の装甲を展開させることで、頭部は適度に上下させることができます。左右へもラクにスイングが可能。
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腕は水平より少し上まで上げることが可能。肘は1重関節でV字程度まで曲がります。
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腰のフレームが露出した状態で干渉が殆どないので、上半身を広く反らすことができます。
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腰は中央の装甲がフレームと少し干渉しますが、浮かせて交わすことで360度回転させることができます。アクションベースやスタンドへは、通常通り股間部に3.0mm軸を差し込んでのディスプレイとなります。
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前後開脚は共に水平程度まで展開が可能。
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フロントアーマーはほとんど展開できないので、サイドアーマーを展開させて真横することで干渉が避けられるようです。
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膝はくの字程度まで曲げることができます。膝は露出が少なめ。膝装甲裏に少し合わせ目があります。
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足首の可動は、前後スイングはあまり広くないですが、左右へは幅広くスイングさせることができます。
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左右への開脚は水平以上に展開が可能。サイドアーマーも全く干渉することなく展開させられます。
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内股は干渉して45度程度までですが、がに股は水平以上に展開が可能です。
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立膝をきれいな姿勢で再現するのは難しいようでした。
可動域の総括としては、ガンダムフレーム採用機なので、腰部や股間部、足首などが幅広く可動域が確保されています。なのでその可動を生かしたダイナミックなポージングが楽しめそうですね。ただ、幅広く可動するぶん、関節各部の強度が弱めでポロリやヘタレしやすいので、ある程度細かな調整をしながらのポージングとなりそうです。
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バトルアンカー。ガンダムグレモリーの主兵装である大型鎌になります。シルバー成型色で金属感が強く表現されています。
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刃の部分は片側が欠けた状態で造形されています。厄祭戦時に破損したままとのこと。
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組み付ける部分の形状が同じなので、ガンダムグレモリーもう一体と組み合わせることで、両刃状態や両刃とも破損した状態を再現することができそうです。
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刃のパーツは左右の組み合わせで中央に合わせ目ができます。
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バトルアンカー基部も左右の組み合わせで中央に合わせ目あり。
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後部は簡易的な作り。
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バトルアンカーを装備して。ただ保持させるだけでも十分な迫力が出ます。
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平手は長い指で、悪魔っぽい印象的な造形になっています。手のひらなど一部をグレーに塗り分ける必要があります。
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肩の可動が柔軟なので、バトルアンカーの両手持ちは余裕。バトルアンカーはグリップがスルスルと移動しやすいのと、手甲パーツがやや外れやすいので注意が必要です。
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装甲で顔が隠れ、表情が確認できないところに不気味さが感じられていいですね。
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足首の強度が弱めなので、前のめりの姿勢にすると倒れやすいので注意が必要です。ソールもハイヒール状で不安定さがあるので、接地状態でのポージングは少し難易度が高いところがありますね。ですが再現できるとかっこよくダイナミックに決まります。
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前腕の装甲を展開することで、ガード態勢を取ることも可能。
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頭部がきっちりとハマっていない画像がありますがご了承くださいm(_ _)m
適当に何枚かどうぞ。
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以上です。特徴的な頭部や死神のような容姿、鎌をイメージしたようなバトルアンカーなど、不気味な雰囲気も持ちつつも味のあるデザインで造形された魅力的なキットになっています。鉄血のオルフェンズシリーズのガンダムフレーム構造で可動も柔軟。ポージングにダイナミックさが出やすくていいですね。
気になる点は、他のガンダムフレーム採用機と同様、各部関節の強度が弱めでポーズが取りにくいところがあります。フロントアーマーもポロリしやすいので注意が必要です。(個体差があるかも。)
バトルアンカーも折れた箇所の造形がいいですし、ウエルドラインこそ少し気になりますが、成型色も金属感があっていいですね。外装もほとんど合わせ目ができないような配慮がされていますし、頭部装甲の展開といった他ではあまり見ないギミックを持つなど個性的なキットになっているのがいいですね。
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